人が生きていく上で、ほどほどの不安を感じることは、自分を守るためにとても大切です。しかし、その不安がいき過ぎてしまうと、日常生活に支障をきたすようになります。いき過ぎた不安を感じるようになった状態を「不安障害」と呼びます。
不安障害のなかでも代表的なのが「パニック障害」です。
突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害と言います。
このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて自分ではコントロールできないと感じます。そのため、また発作が起きたらどうしようかと不安になり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。
最初に発作が起きる原因には、過労やストレスなどが関係していると考えられています。その後、再発することへの強い不安(予期不安)によって発作が起こる場合もあります。
このパニック障害の治療では、抗うつ薬や抗不安薬による薬物療法とあわせて、少しずつ苦手なことに挑戦し、慣れていく心理療法が行われます。無理をせず、自分のペースで取り組むことが大切です。
「全般性不安障害」――あまり聞き慣れない病名ですが、米国では生涯有病率が5.1%、つまり約20人に1人が一生のうちに一度以上この病気にかかっているという、思いのほか多い病気です。
もともとは不安神経症といわれていたこの病気は、1980年に米国精神医学会の診断基準で、パニック障害と全般性不安障害に分けられました。
誰もが感じる正常な不安ははっきりした理由があってその間だけ続きます。しかし、全般性不安障害の場合、特殊な状況に限定されない、理由の定まらない不安が長期間続き、ついには日常生活にも支障をきたすようになります。
不安障害のなかでは一般的で発症は10代半ばが多いですが、精神科にはかなりの時を経て受診するケースが多いです。原因はわかっていないが違法的要因や神経質の性格、現在のストレス状態や自律神経の障害などが発症の影響だと言われています。
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機能強化加算について
ア.専門医療機関への受診の要否の判断を行っております。
イ.必要に応じて以下の対応を行っております。
① 患者さんが受診している他の医療機関及び処方されている医薬品を把握し、必要な服薬管理を行うとともにカルテに記載する。なお、必要に応じ、往診医の指示を受けた看護職員等が情報の把握を行うことも可能です。
②専門医師又は専門医療機関への紹介を行います。
③健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じます。
④保険・福祉サービスに係る相談に応じます。
⑤診療時間外を含む、緊急時の対応方法等に係る情報提供を行います。
⑥地域において包括的な診療を担っております。
ホームページに記載すべき事項について
※医療情報取得加算
オンライン資格確認を行う体制や情報の取得及び活用を行い診療をおこなっております。
※医療DX推進体制整備加算
医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療をおこなっております。
① 診察室等において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を実施している。
② マイナ保険証を促進する等、医療DXを通じて医療を提供できるよう取り組んでいる。
③ 電子処方箋の発行及び電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取組を実施している
※在宅医療DX情報活用加算
在宅医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行っております。
①医師が居宅同意取得型のオンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して、計画的な医学管理の下に、訪問して診療を実施している保険医療機関であること。
②マイナ保険証の利用を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいる保険医療機関であること。
③電子処方箋の発行及び電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取組を実施している保険医療機関であること。
※訪問看護医療DX情報活用加算
在宅医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い訪問看護等を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して訪問看護を行っております。
①居宅同意取得型のオンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して訪問看護・指導を実施していること。
②マイナ保険証の利用促進等の取り組みを行っていること(2025年9月30日までは要件を満たすとみなされる)。
※明細書発行体制等加算
明細書を患者さんに無償で交付しております。。
※通院・在宅精神療法
1. (イ) 患者さんごとの相談内容に応じたケースマネジメントを行っております。
2. (ロ) 障害福祉サービス等の利用に係る相談を行っております。
3. (ハ) 介護保険に係る相談を行っております。
4. (ニ) 当該保険医療機関に通院する患者について、介護支援専門員からの相談に適切に対応しております。
5. (ホ) 市町村、保健所等の行政機関、地域生活支援拠点等との連携を行っております。
6. (ヘ) 精神科病院等に入院していた患者の退院後支援を行っております。
7. (ト) 身体疾患に関する診療又は他の診療科との連携を行っております。
8. (チ) 健康相談、予防接種に係る相談を行っております。
9. (リ) 可能な限り向精神薬の多剤投与、大量投与、長期処方を控えております。
※在宅医療情報連携加算(在宅がん医療総合診療料)
通院が困難なものの診療情報等について、ICTを用いて常時確認できる体制を有しております。
連携機関の一例(順不同 敬称略)
ケアプランセンター あゆみ
訪問看護ステーション こもれび
訪問看護ステーション 笑
生駒メディカルセンター北訪問看護ステーション
スマイルさくらリハビリ訪問看護ステーション 等
※情報通信機器を用いた診療
情報通信機器を用いた診療の初診の場合には向精神薬を処方しておりません。
※時間外対応加算(緊急時の対応体制や連絡先等)
かかりつけ患者さんに緊急時24時間対応連絡先をお伝えいたします。